季節によって車の価値は変わる!買取には慎重な調査も!

車を売りたいときには季節を選んで売るようにすると高く売れるでしょう。慎重にいつなら高く売れるのかを調査してから買取を依頼するようにすると大幅な査定アップを期待できるので、どのような傾向があるかを理解しておくのが大切です。

 

一般的な高額買取の時期とは

同じ車であっても季節が違えば買取価格が変わります。一般的に高額買取が行われる時期は、業者にとって在庫を抱えたい時期の直前です。車を買う人の心理から考えるのが最もわかりやすいでしょう。お金がまとまって手に入ったタイミングが候補であり、夏のボーナスが出る8月頃から車の購入を検討する人が増えるので、この時期が高額買取が行われやすい時期になっています。もう一つの考え方として業者の業務成績という視点もあり、決算が近づくと少しでも多く売買をしようと考えるでしょう。それに向けて2月頃になると高額買取を行って在庫を抱え、年度内に売り払ってしまって実績を上げていくという考え方が広まっています。この二つの時期が高額買取が行われるタイミングです。

 

季節柄で変化する部分もある

年間を通じてみてみるとボーナスと決算が重要な時期になりますが、車の種類によっては季節柄売れやすいか売れにくいかで価格が変化するものもあります。特殊な車に限りますが、キャンピングカーやオープンカーなどのようにレジャー目的で利用する人が多い車の場合には長期の休みを取れってリゾートに行こうという季節前に売れるでしょう。夏から秋の山登りや海水浴、紅葉狩りの季節に合わせるという考え方から7月頃から高額買取を始める傾向が強く、決算期に合わせた時期よりも高額になるのが一般的です。逆に決算期にはすぐに売れると期待できる車が高額買取されやすく、人気の高い車や年式の新しい車ほど夏に比べても高額になる傾向があります。

 

逆に回避した方が良い時期とは

季節の影響を考えて買取の時期を考慮するのは大切ですが、逆の視点から買取を回避した方が良い時期もあります。在庫を多く抱えて必死に販売を行った後、残っている在庫にさらに在庫を追加したくはないのが業者の本音でしょう。特別に多く売れてしまった業者を除くと、高額買取の時期を過ぎたときには買取価格が下がってしまう傾向があります。4月から5月、12月から1月といった時期には在庫を抱えて少しずつでもとりあえず売ろうとしている業者が多く、買取価格の競争が起こりにくいので安く買い叩かれてしまうリスクがあるので注意しましょう。人気の高い車であってもあまり高く売れない場合がありますが、故障車や廃車寸前の車の場合にはそれほど影響を受けません。